パニック障害
パニック障害とは
強い不安や恐怖を繰り返すことを特徴とします。
前触れなく、動悸や息苦しさ、発汗、めまいやふるえなどが突然出現し、このまま死んでしまうのではないか、自分がおかしくなってしまうのではないかと強い不安に襲われます。
からだの検査では直接的な原因となる異常がみられません。
この症状をパニック発作と呼びます。パニック発作が特別な状況に限定されずに繰り返し生じるようになった状態をパニック障害といいます。
発作がなくても、また発作が起きるのではないかという持続的な不安がしばしば生じます。早めに治療を始めれば治る病気です。
気になる症状がある方は、早めの受診をお勧めします。
パニック発作が出ると、再び発作が起こるのではという“予期不安”が出現します。発作の不安のために大勢の人がいる場所を避け、社会生活に支障をきたすようになります。
うつ病やうつ状態を合併するほか、逆にうつ病がきっかけとなってパニック発作が起きる場合もあります。
